くらしとねどこ

林業をする夫と田舎暮らしをしています

鳥の名前を知る

 

毎朝、鳥の鳴き声で目が覚めます。

ぴろろろろ、ぴーい、ぴぃっ、など多種多様な鳴き声で、まるでポリフォニーのようです。

 

私は鳥の名前にまるで詳しくない上、鳥の種類にはたいした興味もなかったので、田舎暮らしを始めてからも調べようともしていませんでした。

それがこの自粛生活。

出かけることもできず、暇で暇で暇で。

野鳥の会が作っていらっしゃる、野鳥図鑑のサイトを参考に、ゴミ出しの度に家の前で見かけた鳥の名前を調べてみました。

ゴミ出しは週に四回なので、週に四回、その日、ゴミ捨て場までの道で見つけた鳥の名前を図鑑で探すんです。

 

これが、いままでどうしてやってこなかったんだろう、と後悔してしまうほど面白い。

田舎暮らし、それも山のほうに住んでいるなかで、生き物の名前を覚えることは友達をつくることに似ている。

一ヶ月もやっていると、顔なじみのようになってきて、あの鳥はだいたいあの木のあたりにいるなぁ、とか、あの電線にはだいたいいつもあのデカい鳥がいるなぁ、とか、思うようになってきました。

それだけで、生活がすこし豊かになった気がするんです。

ポジティブな感情の揺れを作ってくれる事象はとにかく多いほうがいいと思って生きているので、これでまた私のしなびた人生も少しよくなったなぁ、と思うことができるんです。

ありがとう鳥。ありがとう自粛生活。